フェーズドアレイ検査法確立WG


弊社専務がWGのメンバーとして参加しております。


現在、鉄骨加工の工程では、溶接部の品質管理のために自主検査が必要となっています。

この自主検査は、工場の認定のランクにかかわらず、超音波探傷検査管理者の有資格者によって超音波探傷器を用いて検査を行うことが一般的です。従来の検査では、超音波探傷器による溶接部の検査法を取り入れていました。


現在では、これまでより検査技術者の技量・知識・経験が必要になってきたため、PA法による溶接部の検査法を確立する研究をスタートさせました。

このPA法による検査は、技能者の手でフェーズドアレイ探傷器による溶接部の品質確認の一次スクーリング検査を行うことで、検査の再現性や検査結果のばらつきを少なくさせる特性を持っています。

PA法により鉄骨生産工程のおける溶接部の品質管理のデーターとして活用を図ることが可能となるため、生産工程の省力化に大きく寄与できると考えています。


添付しているコラムでは、コーナー部の探傷が課題として挙がっておりますが、今回新しい治具を製作しコーナー部の形状に合うフィットすることが確認できました。

鋼構造ジャーナル記事.PDF

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